精工舎 柱時計お譲り頂きました

七ツ堂スタッフのコメント

先日、東京都文京区のお客様宅にて精工舎製の古い柱時計を買い取らせていただきました。

こちらのお客様は建て替えに伴う不用品の整理でお父様が収集されていたこちらの柱時計やオーディオ類など多数のものをお譲りいただきました。

中でもこちらの柱時計は長年大事になさっていたお品物のようで、数年ごとにしっかりとメンテナンスとオーバーホールに出していて事細かにその度の領収書や調整箇所が記されたメモがついておりました。

古い物にも関わらず外観や機構の状態は素晴らしくい物で、持ち主様の物を大切になさるお人柄がわかるお品物でございました。

こちらの柱時計は座敷時計とも呼ばれ、中でもこちらの巴里(パリー)は人気の高い物です。

明治〜大正にかけて東京の服部時計店で作られていた物で、文字盤がホーローになっており年代によってそのデザインは様々ございます。

その技術力は当時から高く評価されて現在のSEIKO時計の礎になっています。

今回のお客様のケースのように遺品整理で亡くなられた方が大切にしていた収集品の価値をご遺族の方々がわからないことがよくあるかと思います。

インターネットが普及した現代でも中々検索することが難しいジャンルのお品物も多数ございます。

七ツ堂では経験豊富な鑑定士が幅広いジャンルの物を長年見続けておりますので、あらゆるお品物の査定が可能です。

故人が大切になさっていた物なので丁寧に鑑定、説明させていただきその時その時の相場に合った買取金額を提示させていただきます。

その中で形見として取って置かれることをお勧めすることもしばしばございます。

なのでご安心してお問い合わせの上、ご依頼のほどお待ち申し上げております。